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外壁塗装を行うタイミングはいつ?判断方法と先延ばしの注意点を解説

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マイホームの外観を美しく保つだけでなく、建物を雨風から守るためにも重要な外壁塗装。 

しかし、「いつ塗り替えるべきか」「まだ大丈夫と思っていたら、急に痛みが進んで困ってしまった」という声も多く聞かれます。 

 

本記事では、外壁塗装の基礎知識から塗装時期の判断基準、さらに先延ばしした場合のリスクまで詳しく解説します。 

費用相場や工事期間、季節ごとのメリット・デメリットなども総合的にまとめていますので、外壁塗装を検討している方はぜひ最後までご覧ください。 
 

この記事の監修者

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代表

喜入 斗馬(キイレ トウマ)

《経歴》

大坂コンピューター専門学校卒業後、大手車販売会社に入社。その後、2019年11月に大和建装入社。
お客様見積提案及びお家の色のコーディネーターをしております。
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外壁塗装の基礎知識

まずは外壁塗装とは何か、その役割や寿命について網羅的に紹介していきます。
 

外壁塗装の役割とは?

外壁塗装の最大の役割は、建物を保護し、長持ちさせることです。
具体的には、雨や紫外線からのダメージを軽減し、内部の構造体を守る機能があります。

さらに、ひび割れの補修や防水効果を高めることも重要な目的です。 見た目の美しさを維持するだけでなく、住宅の資産価値を保つうえでも外壁塗装は欠かせません。 外壁塗装が劣化すると、雨水が建物内部に浸透しやすくなり、湿気やカビの発生、さらには躯体自体の腐食へとつながる可能性があります。

こうしたトラブルを防ぐためにも、定期的な塗装は必須と言えます。
 

外壁塗装の寿命はどのくらい?

一般的には、外壁塗装の寿命は10年前後といわれていますが、使用される塗料や施工の品質、住宅の立地条件などによって大きく変わります。
例えば、シリコン系塗料なら10年程度、フッ素系塗料であれば15年程度もつとされることが多いです。

ただし、紫外線が強い地域や海沿い、風当たりが強い場所などでは劣化が早まるため、定期的に状態をチェックして最適なタイミングで塗り替えを検討する必要があります。

外壁塗装をおこなうべきタイミング

次に、外壁塗装を行うことが望ましいとされるタイミングについて解説します。
 

築年数と外壁塗装の目安

外壁塗装を行うおおまかな目安は、前回の塗り替えから10年程度とされています。
もちろん、実際には塗料の種類や施工環境によって前後しますが、築10年目あたりから一度専門家に点検してもらうと安心です。
もし小さな劣化症状が見られる段階で塗り替えをすれば、大規模な補修を避けられる可能性があります。
 

築10年目が重要な理由


10年という年月が経つと、外壁材や塗膜に細かな変化が現れやすくなります。
チョーキング現象や小さなひび割れなど、初期段階での劣化サインが見られる場合も多いです。 このタイミングで適切にメンテナンスすれば、外壁を再び10年近く保護できるため、住宅の寿命を伸ばし、後々の修繕費を抑えられるのが大きなメリットです。
 

外壁の劣化症状で判断する方法
 

外壁塗装は築年数だけでなく、実際の外壁状態によって行う時期を判断することが大切です。 以下に、代表的な劣化症状を紹介します。
 

チョーキング現象


外壁を手で触った際、粉状の塗料が付着する現象を「チョーキング」と呼びます。
これは塗膜が紫外線や雨風で分解され、粉状になって表面に現れているサインです。
チョーキングが見られる場合、保護機能が低下している可能性が高いので、早めの塗り替えを検討しましょう。
 

ひび割れ(クラック)


外壁やコーキング部分に細かいひび割れができることがあります。
軽微なもの(ヘアークラック)ならまだしも、深い割れや幅のあるクラックは雨水が内部に浸透する原因になり得ます。 早めに補修や塗り替えを行わないと、建物の構造自体に影響が及ぶリスクもあるため注意が必要です。
 

塗膜の膨れや剥離


塗膜が浮き上がったり、剥がれ落ちたりする現象も重大なサインです。
内部に水分が入り込むことで塗膜が膨れ、やがて剥がれるケースが多いです。 そのまま放置すると雨漏りの原因になる可能性が高いので、なるべく早く専門家に相談してください。


外壁塗装の先延ばしによって起こる問題

前述したような現象が起きているものの、 「まだ大丈夫かな」と放置していると、後々に様々な問題を起こします。
 

外壁の見た目がさらに悪くなる

チョーキングやひび割れなどの劣化が進むと、外観が一気に古びた印象になります。
せっかくのマイホームがくすんで見えるだけでなく、近隣からの印象も気になる場合があるでしょう。
早めに塗り替えを行えば、外観の美しさを保ちつつ、住宅の価値を維持できます。
 

外壁自体の劣化に繋がる

塗膜が劣化すると、外壁材そのものが雨水や紫外線にさらされやすくなります。
外壁材(サイディングやモルタルなど)が痛んでしまうと、塗装だけでは済まず、外壁材の貼り替えや大がかりな修繕が必要になり、費用も高額になる可能性があります。 塗装を先延ばしするほど、大きな補修が必要となりがちです。
 

雨漏りの原因になる

外壁や屋根の塗膜が剥がれると、水分が内部に侵入しやすくなり、雨漏りのリスクが高まります。
雨漏りは天井や壁にシミやカビを発生させるだけでなく、建物内部の木材を腐食させることも。 やがてシロアリ被害や構造体の劣化へとつながり、住まいの安全性にも悪影響を及ぼしかねません。

【季節別】外壁塗装を行うメリット・デメリット

外壁塗装に最適な時期は、一般的には春と秋と言われていますが、実際にはどの季節でも工事は可能です。
ただし、気温や湿度、降雨量など気候条件によってメリット・デメリットがあるため、ここでは季節ごとの特徴を解説します。
 

春に外壁塗装をするメリット

春に外壁塗装を行うメリットは以下のとおりです。
  • ・気候が安定している →気温や湿度が程よく、塗料が乾きやすい
  • ・ 雨の少ない時期が多い →作用が中断されにくく、後期が安定しやすい
  • ・塗料の仕上がりが良好 →溶剤系塗料も水性塗料も、適度な温度で施工すると品質が高くなる。
ただし、新年度や引越しシーズンと重なり、業者が混雑している場合もあるため、早めの予約が望ましいです。
 

梅雨時期の注意点

梅雨時期の外壁塗装は以下の点に注意してください。
  • ・○○
  • ・雨が多く湿度が高い →塗料が乾きにくく、作業を頻繁に中断せざるを得ない。
  • ・工期が延びがち →雨天で進捗が遅れると、完成まで想定以上の日数がかかることがある。
梅雨入り前や雨の予報を見極めて、できる限り雨の少ない時期を狙うとスムーズです。 業者も天候によってスケジュールを変更する場合が多いため、こまめに連絡を取りましょう。
 

夏に外壁塗装をする際のポイント

次に、夏に外壁塗装を行う場合は以下のポイントに注意してください。
  • ・高温多湿がネック →塗料の乾燥が早い半面、強い日差しで塗膜が急激に乾くとムラが生じやすい。
  • ・熱中症対策が必要 →作業員が過酷な条件で作業するため、休憩時間を十分に確保しないと危険。
夏休みを利用して立ち合いがしやすい点はメリットですが、猛暑日には施工が進みにくい場合もあり、工期が延びる可能性があります。
 

秋がベストシーズンと言われる理由

秋は、一般的に外壁塗装を行ううえではベストシーズンであると言われています。 その理由は以下のとおりです。
  • ・気温と湿度が安定 →乾燥しすぎず、雨も比較的少ないため塗料の仕上がりが良い。
  • ・台風シーズンに注意 →秋は台風が発生しやすい時期でもあるため、台風情報をチェックしつつ工事スケジュールを調整する必要がある。
春と同様に施工条件が良いとされ、業者の繁忙期でもあるので早めに予約を入れるのがおすすめです。
 

冬の外壁塗装で気をつけること

冬に外壁塗装を行う場合には、以下のポイントに注意してください。
  • ・気温が低い →水性塗料の場合、気温が 5℃以下 だと施工が難しくなる場合がある。
  • ・日照時間が短い →乾燥に時間がかかり、工期が長くなる可能性が高い。
冬場は乾燥しやすく塗料の硬化が良好な一面もありますが、気温や日照を考慮して工事日程を慎重に組む必要があります。

外壁塗装の費用と工事期間の目安

外壁塗装の費用相場と、工事期間の目安を紹介します。
 

外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類(アクリル、シリコン、フッ素、無機など)や家の規模、施工面積、下地の状態によって大きく異なります。一般的な30坪程度の戸建住宅の場合、シリコン塗料でおおよそ70万~100万円前後が目安とされています。
フッ素塗料や無機塗料になると耐久性は高まりますが、費用もプラス数十万円かかることがあります。

その他、足場費用や高圧洗浄、養生などの諸経費が加算されるため、見積もりの内訳をしっかり確認し、複数の業者から相見積もりを取ると安心です。
 

工事にかかる日数の流れ

  1. 1.足場組立(1~2日) →安全に作業するための足場を設置。
  2. 2.高圧洗浄(1日) →汚れやホコリ、旧塗膜の一部を落とす。
  3. 3.下地調整(1~2日) →クラックや破損箇所の補修・コーキングの打ち直し。
  4. 4.下塗り・中塗り・上塗り(3~5日) →塗料を数回に分けて塗り、厚みと耐久性を確保。
  5. 5.足場解体・清掃(1日) →仕上がりを確認し、足場を撤去。
合計でおよそ1週間~10日程度が一般的ですが、天候や塗料の乾き具合、施工面積などによって変動します。

外壁塗装を成功させるための業者選びのコツ

外壁塗装を成功させるためには、適切な業者選びが何より重要です。 ここでは、業者の選び方及び、注意すべき業者の特徴を紹介します。
 

優良業者を見極めるチェックリスト

優良業者を見極めるうえでは、以下の項目をチェックしてください。
  1. 1.免許・資格の有無 →建設業許可や塗装技能士などの資格保有を確認。
  2. 2.実績や口コミ →過去の施工事例や口コミサイトでの評価をチェック。
  3. 3.工事内容や材料費、人件費、諸経費を詳細に提示しているか。 →工事内容や材料費、人件費、諸経費を詳細に提示しているか。
  4. 4.担当者の対応 →質問に対して丁寧かつわかりやすく答えてくれるか。
  5. 5.契約書や保証 →保証期間やアフターフォローの体制を明確に示しているか。
     

悪徳業者に注意!こんな営業トークに要警戒

反対に、下記のような営業トークをしてくれる業者には注意してください。
  • ・「今日契約すれば半額にします」 →急かして契約させる手口です
  • ・「今すぐ工事しないと家が大変なことになる」 →不安を煽り高額請求を狙っています
  • ・「見積もり不要、任せてください」 →正確な見積もりや契約書を出さない業者は危険
悪徳業者に引っかからないためにも、事前の情報収集と冷静な比較検討が欠かせません。

信頼できる業者を選んでタイミングよく外壁塗装を行おう

外壁塗装は、建物を美しく保ち、寿命を延ばすための重要なメンテナンスです。
特に築10年程度を目安に、ひび割れやチョーキング現象といった劣化サインがあれば、早めの塗り替えを検討する必要があります。
先延ばしすると外壁材の劣化や雨漏りなど深刻なトラブルを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

さらに、ベストシーズンとされる春や秋だけでなく、夏や冬でも施工可能なので、ライフスタイルや予算に合わせて適切な時期を選ぶと良いでしょう。 費用の相場は一般的に数十万円から100万円を超える場合もあり、塗料の種類や施工面積によって大きく変動します。
複数社から見積もりを取り、内訳をしっかり確認することが成功への第一歩です。
信頼できる業者選びも重要で、許可証や資格、口コミなどをチェックし、疑問点は事前に質問して不安を解消しましょう。
急な営業トークで不安を煽る業者や、見積もり内容が曖昧な業者には要注意です。

今こそ適切なタイミングで外壁塗装を行い、大切なマイホームを長持ちさせてください。

和歌山・大阪での外壁塗装なら大和建装へお任せください!お客様が不安に思う料金を分かりやすく設定し、追加料金が発生しない形でご提案させていただきます。

まずはお気軽にご相談ください。
2025年03月03日 19:14

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