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外壁塗装のコーキングとは?役割や業者に騙されないための注意点

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外壁塗装には、塗装だけではなくコーキングと呼ばれる工程も含まれています。コーキングは建物の見た目や寿命を左右すると言っても過言ではない、重要な工程の一つです。どのような役割があるのか把握しておくと、丁寧に工事されているかどうかがわかるでしょう。

今回は、外壁塗装におけるコーキングの役割について詳しく解説します。費用相場や耐用年数、失敗しないためのポイントも紹介するので、コーキング工事を検討している方は参考にしてください。

この記事の監修者

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代表

喜入 斗馬(キイレ トウマ)

《経歴》

大坂コンピューター専門学校卒業後、大手車販売会社に入社。その後、2019年11月に大和建装入社。
お客様見積提案及びお家の色のコーディネーターをしております。
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コーキング(シーリング)とは

コーキング(シーリング)とは、隙間や目地を埋める工事のことを指します。気密性や防水性を備えた液体を隙間に充填して、雨水や汚れが侵入しないように防ぐ役割があります。

他にも、衝撃や摩擦などを吸収する機能も持ち合わせています。おもに外壁や窓まわり、配管などにある隙間に施されるのが一般的です。

コーキングとシーリングの違いについて

結論、コーキングとシーリングに大きな違いはありません。どちらも「隙間を埋める」点では同じです。業者によって呼び方が捉え方が異なることもありますが、基本的には同じ工事内容であると考えても問題ないでしょう。 ただしJIS(日本工業規格)では厳密な違いとして、以下のように規定されています。
 
  • ・シーリング材:構造体の目地、間げき(隙)部分に充てん(填)して防水性、気密性などの機能を発揮させる材料。
  • ・油性コーキング材:展色材(天然油脂、合成油脂、アルキド樹脂など)と鉱物質充てん(填)剤(石綿、炭酸カルシウムなど)を混合して製造したペースト状のシーリング材。相対変位の小さな目地のシールに使用される。
(※参考)JIS K6800:1985「接着剤・接着用語」

外壁塗装におけるコーキングを行う際は、依頼先である塗装業者にどのような工事内容なのか確認するとよいでしょう。

コーキングで行う工事内容

コーキング工事は、建物の防水性や気密性を保つために必要な工事です。とくにサイディングボードやALCなどパネルで建てられた家は、コーキング工事を施さないと隙間から雨水や汚れが浸入します。

コーキング工事の方法としては、おもに「打ち替え」と「増し打ち」の2種類です。 打ち替えとは、既存のコーキング材を撤去してから新しいコーキング材を充填する施工方法です。コーキング材が一新されるため、耐用年数がリセットされるメリットがあります。

一方の増し打ちとは、既存のコーキング材を残した状態で上から新しいコーキング材を充填する施工方法です。多くの場合は打ち替えをしますが、部分的に増し打ちが適している場合もあります。たとえば窓やドアなどのサッシまわりは、増し打ちが適しています。

打ち替えようとカッターで切り込みを入れた結果、奥にある防水紙まで切ってしまうと雨漏りを引き起こす危険性が高まるからです。 どちらの施工方法が採用されるかは外壁の状態で決まるため、塗装業者に聞いてみましょう。

コーキング材が使用される場所

外壁塗装においてコーキング材が使用される場所は、大きく3箇所あります。
  • ・サイディングボード同士の隙間
  • ・窓枠まわり
  • ・パイプや雨樋まわり
     
基本的に雨水や汚れが侵入しやすい隙間に、コーキング材が使用されます。外壁材同時の隙間や窓枠まわりと外壁材との隙間は、最も雨水や汚れが侵入しやすい箇所です。コーキング材でしっかり隙間を埋めれば、汚れの蓄積や下地の劣化を防ぎ、長持ちする外壁になるでしょう。

外壁におけるコーキングの役割

外壁におけるコーキングには、おもに4つの役割があります。具体的な役割を把握すれば、悪徳業者に騙されにくくなります。ここで一つずつチェックしていきましょう。
 

ひび割れ防止・緩衝(かんしょう)

コーキングには隙間を埋める役割があるため、ひび割れが起きたら隙間に充填します。隙間を埋めることで雨水や汚れが内部に浸入するのを防ぐため、建物の寿命にも大きく影響するでしょう。またコーキング材には弾力性や伸縮性が備わっており、外壁材の緩衝対策にも役立ちます。
 

雨水対策

継ぎ目や目地などの隙間をコーキングで埋めることで、建物内部への雨水の浸入を防ぎます。雨水が浸入すると下地や躯体などが腐食したり建物内部に湿気がこもったりするため、建物にとっては悪影響な現象です。

雨水から建物を守るためには、しっかりとコーキング工事を施す必要があります。コーキング材の耐用年数や劣化症状に応じてメンテナンスすれば、耐久性が維持されて建物の寿命がのびるでしょう。

 

サイディング・ALCパネルの隙間を埋める

コーキングのメイン工事ともいえるのが、サイディングやALCパネルなどの外壁材同士の隙間を埋めることです。パネル状の外壁材で建てられた家は、必然的に継ぎ目が存在します。

パネル状の外壁材は気温の変化や振動などで緩衝し合ってしまうことがあるため、このようなケースには弾力性の高いコーキング材を使用します。

弾力性の高いシーリング材であれば衝撃を吸収してくれるため、緩衝による破損を防ぐのにも効果的です。定期的に打ち替える必要がありますが、適切にメンテナンスすることで外壁材の破損を防ぎます。

 

外壁の補修

コーキングは、外壁材同士の隙間や窓枠まわりだけの補修に留まりません。外壁の表面は常に雨風や紫外線の影響を受けているため、外壁材自体にひび割れが起きることもあります。

軽度のひび割れだったり数が少なかったりする場合は、応急処置としてコーキング工事が役立ちます。ひび割れのまま放置すると隙間から雨水や汚れなどが浸入しますが、コーキングで隙間を埋めれば、内部の腐食を防げるでしょう。

コーキング工事の費用相場

コーキング工事にかかる費用は、施工方法によって変動します。 

 

施工方法 

費用相場 

打ち替え 

900~1,200円/m 

増し打ち 

500~900円/m 

 

打ち替えの場合は、上記の費用に別途撤去費として1〜3万円かかることも視野に入れておきましょう。増し打ちのほうが費用を抑えられる傾向にありますが、どちらの施工方法が適しているかは、現場の状況や補修箇所によって異なります。

まずは現場を見てもらった上で見積もりを依頼し、工事プランを提案してもらいましょう。 

コーキングの耐用年数

コーキング材の耐用年数は、10年が目安です。樹脂でできている充填材のため、一定の年数を超えると劣化が目立ってきます。劣化すると縮んで隙間ができたり亀裂が入ったりするため、適切なタイミングで補修することが大切です。

コーキング材と一口に言っても種類はさまざまなので、以下に種類別の耐用年数をまとめました。 

 

コーキング材の種類 

耐用年数 

変成シリコンコーキング 

7年 

ウレタンコーキング 

10年 

ポリウレタンコーキング 

15年 

 

コーキング材だけを補修するのはもちろん可能ですが、外壁塗装の周期と被る場合は同時に行うのがおすすめです。同時に行うことで塗料に適したコーキング材を採用できたり見た目がきれいに仕上がったりします。 

コーキング工事で失敗しないためのポイント

ここでは、コーキング工事で失敗しないために押さえておきたいポイントについて2つ紹介します。悪徳業者を見極める際にも役立つ内容のため、業者選びに役立てましょう。
 

地域密着型の塗装業者に依頼する

コーキング工事を業者に任せるなら、地域密着型の塗装業者に依頼しましょう。地域密着型の塗装業者は、長年地域に根付いて営業・施工をしてきた実績があるため信頼しやすいメリットがあります。

何かトラブルを起こしているのならば、地域密着型として活動し続けることは難しいといえます。今でも存在しているのは、近隣住民からの評判がよい証です。口コミや紹介で仕事を請け負っているケースがほとんどのため、親身になって丁寧に対応してくれるでしょう。

 

詳細な見積もりを出してくれる塗装業者に依頼する

コーキング工事における費用は、同じ内容であっても依頼する塗装業者によって異なります。コーキング材の仕入れ額や人件費、現場との距離などが業者によって変動するからです。

そのため、はじめから1社に決めず、複数の塗装業者から相見積もりをとることをおすすめします。相見積もりをとることで価格比較ができ、詳細に記載されているかどうかも確認できます。

詳細な見積もりを出さない塗装業者は、コーキング材の種類を偽ったり手抜き工事をしたりする可能性があるので注意しましょう。

外壁塗装のコーキングについてよくある質問

ここからは、外壁塗装におけるコーキング工事についてよくある質問に回答していきます。似たような悩みがあるかチェックし、不安を解消しましょう。

外壁塗装とコーキングはどちらを先に行いますか?

外壁塗装とコーキングのどちらを先に行うかは、塗料メーカーと塗装業者とで意見が分かれます。多くの塗料メーカーは、塗装してからコーキングすることをおすすめしています。

理由としては、伸縮性のあるコーキング材の上から伸縮性のない塗料を布塗すると、ひび割れが起きる可能性があるからです。 しかし、塗装業者の中には先にコーキングしてから塗装するケースも見られます。

これはコーキングの上から塗料を重ねることで、コーキングの劣化を遅めるためです。塗料の中には遮熱効果の高いものもあるため、重ね塗りすることでコーキングのデメリットをカバーしやすくなります。

また、どちらを先に行うかは、外壁の状態や使用する塗料などでも変わります。コーキングを行う際は、塗装業者と話し合った上で順番を決めましょう。

 

コーキングがひび割れる原因は何ですか?

コーキングにひび割れが起きるのは、おもに紫外線が原因です。紫外線を長く浴び続けるとコーキング材の伸縮性は低下します。伸縮性が低下すると地震やトラックなどの揺れに柔軟に対応できなくなり、ひび割れが起きやすくなるのです。

その他にも経年劣化でひび割れが起きることも少なくありません。ひび割れを放置すると隙間から雨水が浸入するため、早めに補修しましょう。

 

外壁塗装時のコーキングに雨が降っても大丈夫ですか?

コーキング工事は、雨が降っていないタイミングに行うのがおすすめです。コーキング材には防水性が備わっていますが、十分に乾くまでには時間を要します。乾燥させている最中に雨水が触れると、本来の機能性が最大限発揮されないおそれがあります。

コーキング工事を行う際は、できるだけ雨が降っていないタイミングで実施するようにしましょう。そのためにも、念入りに天気予報をチェックしていたり、スケジュールを柔軟に調整できたりする塗装業者に依頼するのがおすすめです。

外壁塗装のコーキングとは?まとめ

外壁塗装におけるコーキングとは、継ぎ目や目地などの隙間を液状のもので埋める工事のことです。外壁には至るところに隙間があり、一つずつ埋めないと雨水や汚れが浸入して建物内部を劣化させるおそれがあります。

コーキング工事を実施すれば建物内部へつながる隙間がなくなるため、建物全体の安全を確保しやすくなります。役割をしっかり理解して、建物を守れる外壁塗装をしましょう。

和歌山・大阪での外壁塗装なら大和建装へお任せください!お客様が不安に思う料金を分かりやすく設定し、追加料金が発生しない形でご提案させていただきます。

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2024年12月24日 20:34
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